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これで失敗しない?!今日からできる料理撮影の3つの重要ポイント

  • 執筆者の写真: matamisphoto
    matamisphoto
  • 9 分前
  • 読了時間: 4分

料理撮影で、料理の魅力を最大限に引き出し、「美味しそう!」と感じさせるための重要なポイントを3つにまとめてご紹介します。


これで失敗しない?!今日からできる料理撮影の3つの重要ポイント



1. 「光」をコントロールする:逆光・半逆光と自然光の活用


料理写真において、光は立体感とシズル感(食欲をそそるような瑞々しさやツヤ感)を演出する最も重要な要素です。


シズル感

  • 逆光または半逆光を活用する:

    • 料理の奥(カメラと反対側)から光を当てる逆光、または斜め奥から光を当てる半逆光で撮ると、料理の輪郭に光の縁取りができ、立体感が強調されます。

    • ソースの照り、肉のツヤ、冷たい飲み物の水滴などがキラキラと輝き、**「出来立て」「新鮮」「みずみずしい」**といったシズル感を最大限に引き出すことができます。





自然光

  • 自然光を選ぶ:

    • 蛍光灯などの室内照明は色味が不自然になりがちです。可能であれば、窓際などの自然光が入る場所で撮影しましょう。直射日光ではなく、レースのカーテンなどで光を和らげた柔らかい光が最適です。

    • 室内照明は、光の方向が複数になったり、色味が混ざったりして立体感が失われやすいため、できるだけ消すのが基本です。


2. 「構図とアングル」で主役を際立たせる


どの角度から、何を、どのように見せるかという構図アングルの選択は、写真の印象を決定づけます。

  • アングル(角度)を使い分ける:

    • 斜め45度:人が実際に料理を前にしたときに近い視点であり、立体感と臨場感を出しやすく、多くの場合で「美味しそう」に写る基本のアングルです。

    • 真上(俯瞰):お皿の形や全体的な配置、テーブルコーディネートを見せたい時に有効です。デザイン性が高く、複数の品をバランス良く配置するのに適しています。

    • 真横:ハンバーガーや層になったケーキなど、高さや断面を見せたい料理に最適です。

  • 構図で視線を集める:

    • 接写(クローズアップ):料理の一部を大胆に切り取り、質感やシズル感を強調します。背景を大きくぼかす(浅い被写界深度)ことで、主役の料理に視線を集めることができます。

    • 余計なものを入れない:主役の料理以外に、ピントや視線が散るような要素は整理し、シンプルにまとめることが重要です。


3. 「シズル感」と「出来立て」を逃さない

ライブ感

料理の魅力を伝えるには、五感を刺激するようなシズル感ライブ感が不可欠です。

  • 出来立てをすぐに撮る:

    • 湯気の立つ温かい料理は、完成したらすぐに撮影し、湯気を捉えましょう(暗めの背景を選び、逆光で撮ると湯気が際立ちます)。

    • ツヤや照りも時間が経つと失われがちです。肉汁が溢れた瞬間、チーズがとろける瞬間、水滴がつく瞬間など、一番美味しそうな瞬間を逃さないよう、事前に構図や光を準備しておくことが成功の鍵です。


イメージカット

  • 小物・背景でストーリーを添える:

    • 料理のテーマや色合いに合った食器、カトラリー、テーブルクロスなどを添えることで、写真に温かさや洗練された雰囲気、ストーリーが生まれます。

    • ただし、小物が主役を邪魔しないよう、色味を抑えたり、ピントをぼかしたりして、料理を引き立てる脇役に徹することが大切です。








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